Perfumeの次はコレだ!2009年01月08日 00:17

あけましておめでとうございます。


新年一発目だから告白するわけでもないのですが、

いつからでしょう。一発屋さん達が好きでなりません。
(新年一発目からこういうネタもどうかと思いつつ)


Scatman John なんて最高でした。

”びぃーっばっぱっぱらっぱっ!” がバカ売れし、

「大きな家を建てることができて最高に幸せ。これ以上何も望まない。」

とおっしゃられてたご老体。

ホントにその直後にお亡くなりあそばされました。

まさに大往生。一発屋の鏡ですな。


Perfumeは、こんなニュースがあったので↓

(オタゲーマー効果で瞬間的にAmazon 1位獲得 @'07時点)
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/TOPCOL/20071115/142431/

以前は一発屋リストの番外編におったのですが、

その後のヒットはご承知の通り。

紅白にも出たし、後はパッタリと忘れられて、はれてリスト入りでしょう。


Perfumeヒットの理由について後講釈を加えてみると、やっぱり、

ルックス・テクノ・歌・ダンスの全において、

”チャッチキチィー*”

というコンシステンシーがあったという一点につきるかと。

*筆者造語:<ちゃち+チッチキチィ> 
 ちゃちなのに妙なインパクトがあって記憶に残っちゃう感じ


で、前置きが長くなりましたが、

”チャッチキチィー” 路線でキャラをかぶせていくなら

これ↓を韓国から輸入するなんてどうでしょう?

Wonder Girls - 『Tell me』
http://jp.youtube.com/watch?v=YgTNL_4h3p0

韓国でもトレンチ男はメジャーなんだ!という新鮮な驚きはさておき、

なんか脳裏にこびり付いてしまって、むずがゆさが消えないんです。

ダメ? 売れない??


そもそも韓国での彼女らの立ち位置はどんななんだろう?

AKB48か?

もしやThe Pussycat Dolls(なんともお上品な名前だよね)?


一発屋扱いしたら、怒られるんだろううか。。

ま、私、『クロスロード』聞いて一発屋判定した前科者ですので

あまりお気になされませんように。


戯言でした。


(おまけ)DREAM GIRLSそのまんま↓
http://jp.youtube.com/watch?v=DwUs2ygpAyk&feature=related

大資本 v.s. 小市民 on Social Media2009年01月13日 01:57

似たような趣旨の企画を双方でやっていておもしろい。


大資本企画:『アースマラソン』

間寛平が、約2年半をかけてマラソンとヨットで地球を一周する

http://masashi.typepad.jp/fukayomisakiyomi/2009/01/post-ba6c.html



小市民企画:『世界一蹴の旅』

サッカー好きのヒマな若者二人が、一年かけて
2010年ワールドカップの開催地、南アフリカ共和国を目指す

http://ameblo.jp/libero2010/entry-10162676545.html


どちらも

世界中に出向いてネタを仕込み

リアルタイムに送ってくれるという仕組みは全く同じ。


違うのは

大資本が

「日本から海外へ(=グローバルコンテンツ)の発信」

に力点を置いているのに対して、

小市民は

「個人がメディアとなれるWeb新時代の到来を
 我々が身を持って体現すること」

に挑むとしていること。


どちらもとても賛同できる趣旨だけれども

やはり小市民がやるからこそソーシャルメディアが活きるのではと思う。


もしかしたら小市民企画の方がかえって

海外からも話題を集めるコンテンツになったりするかもね。


ま、不慮の事故にあわれませんことをお祈りしています。

どうして「派遣」議論にはまともなものがないのだろう。2009年01月14日 00:39

輿論を形成すべき社会問題を、
個人的なウサばらしのネタに使わないでいただきたい。



製造業への派遣労働解禁が誤りだったことを認めよ!
(森永卓郎/日経BP)

http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/o/167/index.html


「現在、これほどまでに雇用情勢が悪化した主要な原因は、
 1990年代に雇用政策の基本理念が大転換したことにある。」

雇用政策うんぬん関係なく、世界中で雇用情勢は最悪です。

「主要な要因」は不景気です。



「1990年代以前は、働く人の失業を防ぐための対策として、
 現在よりも対象が広く、期間も長い雇用調整助成金制度があった。
 そうした制度が充実していたために、企業は不況になっても労働者
 をクビにすることなく、雇っておくことができたのである。」

ご参考までに申しますと、一般にこれを「問題の先送り」と言います。

景気循環を前提に、そのうちどうにかなるだろう、という考え方です。

どうにかなることも多いですが、これを繰り返すと企業の成長は

鈍化し、雇用は既得権益化し、結局若い世代は雇用にありつけない、

ということが、まま起こります



「「労働者のクビをどんどん切り、その代わりに再就職を企業が
 支援する」という政策に一変した」


労働者のクビを切るのは経営側にとっても不経済な話です。

しょうがないから切るんです。常に。

「どんどん切る」??意味が解りません。



「失礼ながら、たとえば製造業の派遣労働者がクビを切られて、
 その人たちがIT業界やバイオ関連企業の技術者になれるだろうか。
 まずなれることはない。」

当たり前です。そんな想定は誰もしてません。


「会社をクビになった人が成長分野に移っていくという図式は、
 そもそも存在しなかったのである。」

極端な例から、華麗な論理の飛躍のご披露です。



「私はその点について竹中(平蔵)氏とけんか同然の論争をしたこと
 がある。(中略)「あなたは、日本国民を全員転職させるつもりか!」
 と私はあきれはてた。いくらなんでも、そんなことはありえない。」

”逆ギレ”はよく見かけますが、”逆あきれはて”とは新しいですね。


「今考えれば、とんでもない発想であることがよくわかる。
 だが、当時の日本ではこんな考え方がもてはやされ、
 経済評論家やエコノミストの大半が支持していたのである。」


経済評論家やエコノミストの大半は、とんでもない曲解を
しなかっただけです。


「財界が望んだ解禁の理由は、まぎれもなく次の二つである。
 一つは、賃金の低い労働者が欲しいということ。もう一つは、
 雇用調整がしやすい労働者--つまり、いつでもクビが切れる
 労働力が欲しいということだった。」

「だから、今回のように、いったん不況が訪れたら、彼らが真っ先に
 犠牲になるということは、最初から織り込み済みだったといってよい。」

言葉使いは気になりますが、大筋はその通りです。

なぜならそうでもしてもらわないと日本国内で雇用を維持するのは

難しかったから。

そうでもしなかったらここ数年の拡大局面で企業が作り出した雇用は、

そのほとんどが海外に流出していたでしょう。


「竹中氏のいうように、失業した人たちが成長企業に職を得ることが
 できればいい。だが、現実には何が起こったか。レベルの高い産業
 にいくどころか、ホームレスになっているではないか。」

時間軸の考えを持ちましょう。

「レベルの高い産業」だって、今は不況の真っただ中です。

回復局面でどう動くか、本当に新しい産業にスムーズに

雇用が移行するのかを見て評価すべきです。


「今回の雇用問題についての根本的な解決をするには、まず製造業
 への派遣労働を禁止すべきなのだ。根っこにある「どんどんクビに
 していい」という考え方を転換しなくてはいけない。」

製造業への派遣労働を禁止して、なにが解決するのでしょう?

「どんどんクビにしていい」存在が望まれた根っこには、

「クビにしたくない」もしくは「クビにできない」正社員の存在があります。

派遣だけどうにかして解決するものではありません。



「誰がなんといおうと、雇用問題を解決するには、
 企業に労働者を抱えてもらうしかないのだ。」

当たり前です。企業が労働者を抱えるのが「雇用」ですから。

だからこそ「雇用」を考えるのであれば「企業」を考えなければ

いけない。


たくさん労働者を抱え込める企業もあれば、

そうでないところもあるでしょう。

労働者がより幸せに働ける企業もあれば、

そうでないところもあるでしょう。


そしてその時々で、そこに並ぶ企業の名前は変わってくるとはずです。

そしてその変化は日本国内だけの要因で起こるものでは

決してなくなっています。


これらの視点を欠いている点が、「構造改革」派と議論がかみ合わない

(どちらかというと相手にしてもらえない)理由ではないでしょうか。


それに気付かず、今回のような世論をまきちらそうとするのは、

いかにもヒガミ根性に見えます。

およしになられたほうがいよろしいかと。

日本の「拠って立つ」もの2009年01月30日 01:13

切れのある論ではない。

事実認識にも疑問を感じるし
問題提起で終わっていて、提言も無い。

それでも言わんとしているところには非常に共感する。


『総理大臣候補が思い浮かばない理由』 田原総一朗 (日経BP)
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090129/128343/?P=1

~引用~

「日本人が拠って立つものは何なのか、ということが、今極めて
重大で深刻な問題になっている。そこをしっかりと示す人間がいない
ので、総理大臣になれる人がいない。」

~引用終わり~



「拠って立つもの」の一つのアイデアとして、
武田徹という人がウィリアム・モリスの『ユートピアだより』を引いて
面白いことを書いている。
(日経ビジネス/2008年12月1日号148p「資本主義の行き着く先」)

~引用(一部加筆)~

・報酬はカネでなく創造

『ユートピアだより』で描かれる世界では、人々は「商品」をつくることを
もはや止めている。

モノは自分が愛用するか、愛する隣人に送るために心を込めて
作られる。美しいモノを作ることで人々は満足し、
それ以上を求めない。

「報酬はたっぷりあります。つまり創造という報酬です。」

~引用終わり~


荒唐無稽な原始時代への回帰と思える寓話を、
武田氏は以下のように解釈する。


~引用(一部加筆)~

・作る喜びの重視には欲望の暴走を抑える可能性がある

食欲を持った人間は、あらゆる食材を腹の中に納めたい。
胃袋がいっぱいになったとしても、「量」の消費に飽き足りない欲望は、
「質」の消費に方向を転じ、著名なブランド商品を食べようとしたりする。

こうして「情報価値」の消費に至るようになると、胃袋の有限性も
もはや歯止めにならず欲望は暴走する。

しかし、
創造の要素を消費に取り込むことで、その果てしない消尽の道に
迷い込まずに済むかもしれない。

料理に凝り、食事中の会話を楽しめば、同じ食材の消費から
より多くの楽しみを引き出せる。

こうして「創造を報酬として得る」可能性を盛り込むことで、
果てしない消費へと暴走しようとする欲望を
「減速」させることができる。

~引用終わり~


世界中の人が豊かになりたいと思っている。
「豊かになるのだ」という意志は常に世界中の人の
「拠って立つもの」であったはずし、これからも変わらないだろう。


これからの日本は今までとは違う尺度での「豊かさ」を目指すことに
拠って立ってみてはどうだろう。

これまでの豊かさの尺度は、“どれだけ消費できるか”だった。

これからの豊かさの尺度は、“どれだけ創造できるか”に
おけないだろうか。

そしてその尺度を世界に広められないだろうか。


日本は豊かだ。
物質的の面ではもちろん、「創造」に必要な「想像力」にも秀でている。
そして何より「作る」ことが好きな人種だ。

我々は新しい尺度での豊かさを体現し、世界に訴求しえる
立場にある。


中国やインドが今の日本と同レベルの物質的な豊かさを追求すれば、
地球は人の住めない星になる。

けれども彼らが豊かさを求めることを否定する権利は誰にもない。

だとすれば豊かさの定義を持続可能なものに変えることは
計り知れない価値を生む。

そしてそれは、基本的な生活すら保障されず、
民主主義も環境保護も今だ贅沢品である多くの国々には
到底マネのできない世界への貢献だ。


日本は、
創造の喜びという豊かさを追求することに、「拠って立つ」べきだ。

『電話男』(2005年10月20日@mixi)2009年01月31日 21:56

要はVoIPモバイルの実験がしたいのですが。何か?


ドコモが「電話男」で描くプッシュトークのイメージ
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0510/19/news081.html


常時携帯&スイッチオンな携帯電話でプレゼンス管理されたら

キツイなぁ。どーせGPSも載るんだろうなぁ。嫌だなぁ。


でも需要はあるんだろうなぁ。


====転載おわり====

今週は転載強化週間の予定。

いいかげん引っ越し完了しようかと。



プッシュトーク、自分の周りでは使っている人を

見たことがないですが、トウキョウのジョシコウセイとか

使ってたりするのかな???


一応サービスは続いてるし、

最新機種にも機能のっているようです。↓

http://www.nttdocomo.co.jp/service/call/pushtalk/



居所発信器としても普及してないみたい。

くわばらくわばら。