緊急経済対策2020年04月12日 00:41

もともと肩凝りだけれど、最近特に肩が凝る。
双肩にかかる責任の重みってヤツだろうか。
めまいがする。

議論百出で何を信じていいのか??だけど、
個人的には、日本の感染症対策はここまで
かなり頑張っていると思う。

尾身先生は2/13時点で
「死亡者数を最小限にする」ことを目標として
掲げられていた。

そして現時点では、新型コロナによる
日本人の死亡者数は120人ちょっとと、
人口対比で他の国と比べて著しく低い。

イタリア・スペインは言うに及ばず、
PCR検査の徹底で賞賛される韓国が
10万人当たり0.4人に対して、日本は0.05人。
ちなみに重度の肺炎患者は全員PCR検査が
行われているそうなので、死亡者数は
信じていい数字だと思う。


問題はここからだ。
感染症で死ぬ人を抑えても、感染症による
不況で死ぬ人が増えては片手落ちだ。

2018年の日本の自殺者は約2万人。
その内景気と逆相関するとされる男性の
自殺者は1.4万人。実際リーマン不況時は
平時より毎月200人以上多く自殺している。

だから経済対策も、感染症対策と並んで
緊急性が高い。


お役所もがんばってくれているとは思う。
でもなんだかチグハグな感じだ。

資金繰り支援は大変心強い。
が、具体的方法・手順が市中の金融機関に
落ちていない。間に合うのか?

雇用調整助成金の手続きが大幅に簡略化
されるのは素晴らしい。が、
1人1日8,330円の上限付きでは、せっかくの
9割助成が活きない。使わせる気あるのか?

資金繰り支援は結局は当座の話なので、
需要を喚起しないことには快方には
向かわないのだけど、これについては、
旅行や飲食等一部に対してしか策がない。
それGDPの何割に波及する?

などなどなど。


我々個別企業の経営者がまず第一に
頑張らないといけないのは確かだ。

けれども、
自助努力だけでは歯が立たない状況もある。

国民の命を守るのが国の仕事であるならば、
“過去最大108兆円” とか
“リーマンショックの時を上回る” とか
飾り言葉ばっかり誇ってないで、
もっと実直に中身を詰めて、補正するものは
さっさと補正してもらいたい。

ちなみに、どうやら真水は16兆円しかない。

ちなみに、雇用調整助成金に関して言えば、
リーマン不況時は1人1日8,330円の上限は無く、
その面では上回っていない。


感染症対策を見習って、
外野から何を言われようと目標をブラさず、
合理的な戦略を着実に執行してもらいたいと
切に願う。


あ、もしや肩凝りが酷いのはジムに行けなくて
ヨガができてないからか???

やっぱり、コロナのバカ!!!

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