ピエモンテ2009年06月18日 06:02

タイトルでピンときた人はちょっとイタリアに詳しい人かしらん。

デルモンテぢゃないです。

ピエモンテは、フランス・スイスと国境を接するイタリア北部の州。

週末、その州都トリノに行ってきました。

2006年に冬季五輪があったところ。



メジャーなイタリア観光コースからは外れているそうですが、

(周りの欧州人に聞いても行ったことがある人がほとんどいない。。)

どっこい、街はきれいだし、食べ物はおいしいし、

かえって観光地的なスレたところが少なくて気持ちいい街であります。



今回は週末だけの滞在だったので、街中をブラついただけですが、

ひと時はイタリアの首都だったこともある街は、

こ洒落た建物でいっぱい。


それと、その昔この街を治めていたサヴォイア家の王様は

街をお散歩するのが好きだったそうで、

街の中心部の建物はことごとくアーケードがついており、

雨が降ろうが、日差しがきつかろうが、

その下を悠々と歩いて街を散策できます。


ローマの伝統にのっとった碁盤目状の道路もあって、

とても歩いて回りやすい街でした。

バス・トラムも充実しているので、疲れたらそれに乗るもよし。



サヴォイアの王宮は世界遺産だし、

ドゥーモには聖骸布なる処刑後のキリストを包んだとされる布(非公開)

もあるそうで、いざローマの法王が宣言してご開帳ともなれば

ヨーロッパ中からわんさか人が来るんだそうな。

(もっとも2,30年に一度らしいですが。。)

車好きなら自動車博物館もきっと楽しめるでしょう。

見どころはいろいろあります。



食べ物ももちろんおいしいです。

周りのイタリア人見ていても食に対する情熱が飛びぬけているので、

イタリアならどこに行っても食べ物でハズすことはないんでしょうが、

トリノも例外ではなく、なんか生野菜からしておいしい気がしたなぁ。

玉ねぎとゴルゴンゾーラのピッツァ、お勧めです。



パリからだと電車で5時間半、ミラノからなら1時間半で行けるトリノ。

メジャーな観光地は食傷気味。。という人は特に楽しめると思います。



今回は行けなかったけれども、

トリノの郊外は有名なワインの産地でもあるので、

ワイナリー巡りなんかも良さそうです。

また機会を見つけて行きたいな。

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